6月, 2012年

お葬式のマナー ご遺族のすべきこと お葬式当日まで

お葬式というのは、人生のうちで何度も出会うものではありません。
弊社でお葬式をあげられたお客様の中にも、
「お葬式は初めてで。。」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

実際にお葬式を迎えられたとき、どのようにふるまえばいいのかわからなくて戸惑う場面もあります。

その時に、あわててしまうことがないよう、ご遺族のすべきことを解説いたします。

まず、お葬式当日までのご準備です。

・喪主を決めます

原則としては、亡くなられた方の配偶者、もしくはご長男が喪主を務めます。
その方々がご高齢の場合や、またお小さいばあい、そしてご病気などで喪主を務めることが難しい場合もございます。

未成年のお子様が喪主となるケースでは、伯父の立場にあたる方が後見人となり、喪主代理、の形で務めます。

ご葬儀で喪主を務めた方は、そのあとの仏事も主催することになるため、
その点も配慮しつつ決めることが大切です。

・葬儀の形式を決めます。

故人様が進行されていた宗教、宗派によって形式を決めます。
昨今、特定の信仰がないという場合もございます。

そのときには、故人様のご生家の宗教、配偶者の宗教で行うか、もしくは無宗教葬というかたちでのご葬儀を行います。

ご親族と話し合い、アドバイスを頂いて決めるというのもいいです。

・関係の方々へ連絡をします。

故人が生前お世話になった方々、ご親族、などに確実に伝えるには、電話がやはり一番早い手段となります。
早朝、深夜、に書けることになることもありますが、緊急の用事ということで電話でも失礼に当たるということはありません。

挨拶は手短に。要件をしっかりと伝えるように心がけましょう。
もし、相手先の方が不在だった場合も、留守番電話やFAXなどを利用して、まずは知らせておくようにしましょう。

ご葬儀各種手続き

お葬式の際にはさまざまな法的な手続きがございます。
そして、それぞれ期限が決まっています。

当サイトでは、
「 何をしたらいいのか不安・・・ 」

そのような時に紐解いていただく、お役立ち情報を掲載しています。
是非お役立てください。

ご葬儀前の手続き
ご葬儀後の手続き
公的補助金の申請

お葬式をする意味

お葬式はなぜ行うのでしょうか?
昔から、人は、大切な人が亡くなるとお葬式を出してきました。
お別れの意味もあり、区切りの意味もあり、ひとりの人間の人生を振り返り、残された人の心を慰める意味もあり、
さまざまな思いでお葬式をしてきたのです。

これまでの歴史の中で「儀式」として受け継がれた「お葬式」

実際、どのような意味があるのでしょう?

まず、あげられるのが「宗教上の儀式」として行うこと
日本では仏式が一般的ですが、ほかに神式、キリスト教式とそれぞれの宗派によって行います。

亡くなった方を送るため、祈りを届ける、捧げるための儀式ですね。

次に、「社会的な儀式」として行うこと。
人は、様々な人とかかわって生きているのです。
社会の中に存在する「人」としての区切りとしてのお葬式です。

他には、精神的な意味合いで行うこと。
大切な人を亡くした、ご遺族が哀しみを癒し、気持ちを整理し、区切りとして
それから先の人生を生きるための時間としてお葬式を行います。

最後に法的な意味で行うこと。
ご遺体をそのままにしておけません。違法になってしまいます。
また、様々な手続きもございます。
そういった意味でもお葬式は意味を持っているのです。

どれも大切な意味をもち、どれか一つがなくてもいい、というものではありません。
お葬式のそれぞれの意味を知り、理解し、お葬式を行う理由を考えていただけたらと思います。

お葬式の種類

お葬式は、故人の信仰する宗教によって、種類があります。

仏教を信仰している場合は仏式のお葬式です。
宗派によって作法の違いがありますが、僧侶の読経が流れる中でお葬式を行う形です。
日本人の9割は仏式のお葬式を行います。

神道を信仰する場合は、神式のお葬式です。
仏教でいうところの「告別式」を「葬場祭」というかたちで行います。
神官が執り行い、玉串奉奠(ほうでん)などの儀式があります。

キリスト教を信仰する場合はキリスト教式です。
キリスト教式では、献花を行います。

最近では信仰を持たない方のお葬式として無宗教葬を行う場合もあります。
音楽葬、お別れ会、偲ぶ会、など、さまざまな形で行います。

お葬式の流れ

一般的なお葬式の流れについて、フローチャートでご説明します。

お葬式にかかる費用

突然のお葬式。
やはり気になるのはお葬式にかかる費用のことですね。

何に、どのくらいかかるのか、ということを事前に知っておくことで、
実際のお葬式の場面でもあわてずに済みます。

葬儀を行った方のほとんどは「こういうこと、先に相談しておくべきだった」と感じるそう。

それでは、お葬式にはどんな費用がかかるのでしょうか?
ここで少し触れてみます。

まず。お葬式そのものにかかる費用です。

例をあげますと、
祭壇、仏具、ご霊棺、湯灌、ご遺影、寝台車、霊柩車、ご供花、ハイヤーなど。

そして、ここに、お葬式を設営、運営をするスタッフの人件費や、式場の費用、
火葬費用がプラスされていきます。

次に、接待の費用です。
お葬式に参列してくださった方々へ、お料理やお飲物をふるまう為の費用と、
返礼品にかかる費用が含まれます。

そして、お葬式をお願いした僧侶、宗派によっては、神父さん、牧師さんなどへのお礼。
宗教や宗派によって、金額は違いますが、この点も考慮に入れておく必要があります。

実際にどんな費用がかかるのか、
当サイトのご葬儀のプランページで、オンラインシュミレーションをしてみると、わかりやすいです。

>>ご葬儀プランへ

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