11月, 2012年

お彼岸のお墓参りについて

お彼岸は、春分の日、秋分の日を中日にして、
前後1週間のことを言います。

そもそも、お彼岸とは何かと言いますと、
あの世への入り口にある三途の川の向こう岸のことです。

祖先が無事に、あちら側、彼岸へ渡ることができますように、
と、願って供養を行うのです。

彼岸は1週間ありますが、
最初の日を「彼岸の入り」と呼びます。
最後の日は「彼岸の明け」と言います。

お彼岸のお参りには、花やろうそく、線香などを持って行きます。

彼岸という行事は、他の仏教国にはありません。
日本独特のものです。

この背景には、、種まき、収穫の時期でもあることから、
自然や、ご先祖様に感謝の念を抱き祈る、
そのような気持ちにつながり、大切な行事とされるようになったようです。

新盆について

亡くなった後に初めて迎えるお盆のことを、「新盆」といいます。

お盆の呼び名は、正式なものでは「盂蘭盆」です。
地域によって違いますが、普通は8月の13日~16日までの間を
「盆」と呼びます。

この期間は、先祖の霊を迎えて供養しましょう、ということです。

特に新盆は、初めてのお盆ですから、手厚くしっかりと供養します。
忌明けの前に新盆を迎える、という場合がありますが、
この時は、翌年にすることが多いです。

家庭の判断で、その年のうちに済ませる場合もあります。

新盆では、盆棚を設けて、位牌を仏壇から出しておき、
生花やお供物を備えます。
提灯も灯します。

親戚、近親の方々。友人を招いて法要を営みます。
僧侶に読経をしていただきます。

その後は精進料理などで、おもてなしをします。

新盆の法要のときは、
喪服を着るのが普通です。

お年忌について

四十九日の法要を終えると、葬儀後の慌ただしさは少しずつ消え、
落ち着きを取り戻します。

その後は、亡くなった方の追善供養として、
1年、3年、7年、13年、17年、23年、27年、33年、というように、
3と7のつく年に年忌法要を行います。

一周忌は、亡くなった年の翌年に営まれます。
初めての命日の法要です。特に重要な年忌法要です。

三回忌は、一周忌の翌年に営まれます。
これから、3年目を迎える、という意味です。

命日から数え、満6年目に営むのが7回忌、
と、いうふうに行います。

一般的には三十三回忌で終わります。

地方や家によって、五十回忌を行い、回忌を終えるところもあります。
「とむらいあげ」と言います。

また、例えば、祖母と祖父、など、
祖先の年忌が重なった場合には、命日の早い方に合わせて、
法事を行っていきます。

合わせて行うことを「併修」と呼びます。

四十九日の法要

仏教では、命日から数えて七日ごとに法要を行います。
中陰法要です。

初七日、二七日、三七日、・・・と続き、忌明けの前に行う、七七日が、
四十九日です。

初七日は、葬儀後にそのまま済ませることが一般的になっています。

葬儀後の初めての大きな法事として「四十九日の法要」があるのです。
これは、従来は、ご自宅や、また菩提寺で行うことが多かったのですが、
最近では葬儀社の式場で行うことも増えています。

四十九日の法要に必要な準備を時系列にリスト化してみましたのでご確認ください。

法要の前には、菩提寺のご住職と連絡を取り、日取りを決めます。
四十九日とはいいますが、親戚が集まりやすいように、
四十九日の直前、土日を利用する場合がよくあります。

また、日程が決まったら、親類縁者に連絡を取り、参加する人数を決めます。

四十九日の後には、会食をするのが一般的なため、
そのための式場や、仕出しを注文しておきます。

また、手土産も用意します。水引をつけ、表書きは「志」「粗供養」と書きます。

読経をしていただく、お坊さんへは挨拶と謝礼をお渡しするため、
その準備も必要です。

四十九日が終わりますと、白木の位牌から漆の塗り位牌に変わり、仏壇に収めます。
そのため塗り位牌と仏壇の用意が必要となります。

中陰について

亡くなられてから四十九日の間を「中陰」呼びます。
亡くなられた方が、あの世へと旅立つまでの期間を指すのです。

生と死、陰と陽の間にいることから「中陰」と呼ぶようになりました。
この期間はご遺骨は自宅に安置します。

その際に安置する場所が、中陰壇です。
中陰壇には、骨箱のほかに、ご位牌や遺影、花立、
ろうそく(燭台)鈴、香炉、などを置きます。

これは、葬儀社が用意してくれます。

その間の儀式としては初七日、二七日、三七日がありますが、
初七日は、葬儀の後にそのまま行ってしまうことが多いです。

この間に納骨を行うのが一般的です。
当日は遺骨と、埋葬許可証、そしてお花や線香、ろうそくなどをもって
お墓に出向きます。

そこで、お墓にお骨を収め、卒塔婆を墓石に立てます。

ご臨終の日から数えて50日目を「忌明け」と言います。

還骨葬とは

ご葬儀の一般的な流れとしましては、
ご臨終のあと、葬儀社へのご連絡をいただき、
ご自宅に安置、その後、

納棺、お通夜、葬儀・告別式、出棺、ご火葬、後飾りとなります。

ですが、ご事情により、ご火葬のみのお葬式、いわゆる
火葬式を選択なさる場合もあります。

還骨葬とは、火葬式をされたあとに、
ご自宅にお骨を安置し、お坊さんに読経をしていただく様式です。

費用をかけての一般的なお葬式をお望みでないご遺族の、
お葬式の形です。

ご自宅にお骨を安置し、お経をあげていただくことで、
それを別れの儀式とする、という考え方。

通常のご葬儀に比べますと、葬儀に掛かる費用を抑えることができること、
お身内だけでひっそりとお送りすることができることが、利点です。

還骨葬について、詳しくお聞きになりたい場合は、
フリーダイヤル0120-00-5943へお電話いただくか、
または、下記よりメールにてお問い合わせください。

>>事前の御相談 お問い合わせ

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