2月, 2013年

弔問のときに注意すること

弔問に訪れたときには、長居は出来るだけ避けましょう。
故人との対面が終わり、しばらくしてから、
喪主に挨拶をして引き取るようにしましょう。

なぜなら、遺族は家族がなくなった時のショック、
また、闘病の末に亡くなられた場合は、看病疲れもあり、

心と体の面でとても疲れている場合が多いのです。

ですから、弔問に訪れたときには、
遺族への配慮をして長居をしないようにするのがマナーです。

つい、思い出話を長々と続けてしまいたくなりますが、
それでは、悲しみを増やすことになりかねません。

親族など、手伝いをする場合以外は、早めに帰りましょう。

また、取り急ぎ弔問をした際には、
お香典、お供物は持参しないのが普通です。

受付の準備が済んでいない場合もありますし、
また、早々に香典を持って行くというのはまるで予期していたかのようにも見えます。
それでは、失礼に当たります。

ですから、お香典やお供物は、
あらためて通夜や葬儀の際に持参するようにしましょう。

故人と対面するとき

喪家に弔問に伺った際、遺族から、「ぜひひと目会ってやってください」などと言われた場合は、
「ありがとうございます。」とあいさつをして、故人と対面をさせていただきましょう。

故人との対面は自分から言い出すことは避けます。
すすめられたときに、させていただくのがマナーです。

遺族は突然のことで、故人の顔を見てもらいたくない・・・という
心境になっていることもあります。
ですから、遺族の気持ちに配慮しましょう。

ただ、どうしても対面したいという時には、
あなたと故人、そして遺族との関係の深さを考えてみて、
遺族に声を掛けてみることもできます。

対面の作法ですが、
まずは故人の枕元に近づき星座をします。

そして両手をついて一礼。
遺族が白布を取ってくれるのを待って、対面します。
両手は膝の上に置いたままでしばらく顔を見、

その後、座ったまま少し下がって、遺族に一礼、
退席します。

対面のときには話し掛けるよりは、
じっと無言のままの方がよいでしょう。

通夜の場は、自分ひとりだけではありません。
取り乱したり、遺体に触れたりするのは、いけません。

もし、気持ちの整理がついておらず、
遺体と対面したときに
取り乱したり、大声を上げたりしてしまいそうなときには、
遺族に失礼にならないようにお断りすることも考えましょう。

Newer Entries »
Copyright(c) 2010 xxx All Rights Reserved.